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我らの正義を後世に伝えよ

  • 2009/09/27(日) 21:39:34

罪人として捕らえられ、処刑された三成・・・
彼の正義は、いままで伝えられる事は無かったのでしょうね・・・

今回は、ひとつのドラマとして描かれ、伝えられたけれど
本来、三成は悪人として描かれる事の方が多かったですからね。
歴史の研究も進んで、三成についても
色々な説が、覆されつつあるようです。

さて・・・
「天地人」は、あくまでもドラマですから
歴史そのものの話ではないですし、
実際の石田三成はどうだったのかなんて
本当のところは、分かっちゃいないので
あまり、偉そうなことは言えないですが・・・

小栗旬が演じた、石田三成について少々
語ってみようかと思います。

涙・涙の最期でありました。
悔しくて悔しくてたまらないはずなのに
なんて、穏やかな表情だったのでしょうか・・・
捕らえられた身でありながら、すっと背筋を伸ばし
凛とした眼差しで、まっすぐに前を見つめていて
己の義を貫き通した、自負とでも言うのでしょうか・・・

福島正則が、酒を抱えてやってきて
三成に酒を勧めるところ・・・
酒の飲めない三成が、笑みを浮かべて酒を飲み干す。
本当なら仲間同士のはずなのに
豊臣のためと、目的は同じだったはずなのに
狂った歯車は、最後まで元に戻すことは出来なかった・・・
それでも、三成はなんて穏やかに落ち着いて
福島正則と言葉を交わすのでしょうね。
あのシーンでは、もう涙ボロボロでした。
もっと若い頃から、こうやって飲めない酒でも
わずかに口にして、語り合う事があったなら
敵同士で戦う事は無かったのではないでしょうか。

今、思い出すだけで、ウルウルです。

美しい三成でした。
白装束姿・・・悲しいくらい、美しい・・・

初音の姿を見つけ、かすかに笑みを浮かべ
自分の最期を兼続に伝えるようにと、託す・・・
どんなに、兼続に逢って思いを伝えたかったのでしょうね。
自分の正義を・・・

どこまでも真っ直ぐで、他人を寄せ付けないくらい頑なで
自分にも他人にも厳しくて、正義と信じて突き進んだ道は
あっけなく崩れ去ってしまった・・・
勝つ事が必ずしも正義ではない。

でも・・・今の時代になっても、やはり勝てば官軍なんですよ。
三成が、今のこの日本を見たらなんと思うのでしょうね?

私にとっての「天地人」は、今日が最終回のようなものです。
来週からは、続編とでも言いましょうか・・・

今回の大河で、旬くんが石田三成を演じた事によって
更なる飛躍を遂げたことでしょう。

石田三成主役の大河であったなら
どれだけのドラマが出来た事でしょう。
私は、そちらの方を見たかった・・・


三成 辞世の句
  
  筑摩江や 芦間に灯す かがり火と 

           ともに消えゆく 我が身なりけり

ウィキによると・・・

10月1日、家康の命により六条河原で斬首された。享年41。首は三条河原に晒された後、生前親交のあった春屋宗園・沢庵宗彭に引き取られ京都大徳寺の三玄院に葬られた。

と、ありました。

   ちなみに、沢庵宗彭といえば宮本武蔵ですが・・・
   この2人の関わりは、吉川英治の創作だそうです。


京都に眠る石田三成様・・・
          心を込めて   合掌


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