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あかいくらやみ感想
- 2013/05/27(月) 14:42:10
お久しぶりです。
更新滞っててすみませんでした。
前の記事で旦那が体調を崩して寝込んだ事を書きましたが
これが・・・感染性胃腸炎だったんですね。
がっつり、私と長男にうつっちゃいました。(ーー;)
あかいくらやみ観劇日のちょうど1週間前に
発病してしまいまして・・・
それほど強力なウィルスではなかったため
症状は軽い方だったと思うのですが
日ごろの不調にプラスアルファされてしまい
とんでもなく苦しい状態に陥ってました。
体調を整えるのに頑張ってきたのに起きられない状態になって
張り詰めていた心の糸がプツンと切れてしまいました。
その時、観劇を完全に諦めてしまい
チケットの譲渡先を探さなくちゃと本気で考えて・・・
数日後、起きて家事ができるようになって
旦那が私に・・・ヒビトの真似をしながら
「かあちゃん、行かねぇ~の?」と、言ってくるんですよ。
そんな風に言われちゃったら、私だってムッタのように
「行くよ、行ってやるよぉ」と答えるしかなくて・・・(笑)
でも、体調に不安があるから行くの迷ってると旦那に言ったら
旦那が、具合が悪いからって出かけるの怖がっていたら
これから先、どこにも行けなくなるよと・・・
私の背中を押してくれて・・・
そうして、一度切れた糸を結び直し
あかくらを目指す事ができました。
と・・・
長々と更新できなかった言い訳を書いてしまいましたが
無事、あかいくらやみを見に行くことが出来ました。
1度きりの観劇ですし、ギリギリの体調で見てきたので
所々ボーっとしてて、完全に把握出来ていませんが・・・
感想など、綴ってみたいと思います。
大阪公演も控えていますので、ネタバレを避けたい方は
後でお読みくださいね。
ここからどうぞ
↓
あかいくらやみ ~天狗党幻譚~
5/25(土)13:00~
コクーンの会場は大体さい芸位の大きさなのでしょうね。
前から4列目、右サイドの良席でした。
もっとも、役者さんの表情はよく見えますが
足元とか、前の人の頭が邪魔で・・・(ごめんなさい 笑)
見えないところも多々ありました。
舞台は生きていて日々わずかでも変化しているという事で
やはり・・・
2回くらい見ることができたら文句無しだなあと思いました。
wowowで7/6に放送が決定された事、ホントに嬉しいです。
舞台は突然明かりが消え真っ暗な所から始まります。
戦争中から戦後を思わせるさまざまな音が流れ・・・
2人の天狗が仁王立ちしていて・・・
終戦を迎え、表沙汰には出来ないお金を奪って
逃げてきた大一郎は未亡人の奈生子を伴い
山奥の温泉宿へと逃げ込み・・・
そこから、ゆがんだ時空間へと迷い込んでいくわけですが・・・
何故この2人なのかというのは、最後にわかるのですが
色んな人物の関わりとか、時間があっち行ったりこっち行ったり
死んでもまた後で出てきたりと、話が絡み合ってて
歴史的背景と簡単な話の流れを予習しておかないと
分かり難い内容だったのかなと思いました。
パンフレットに相関図が載っていますが
書かれていない線があるんですよね。
義を通すための天狗党の行軍は、思いを果たすことなく
大量処刑という結末になってしまうのですが
死してなお時空を彷徨い行軍し続ける天狗党に
切ない思いを抱きました。
大一郎はいつの間にか、天狗党の行軍に混ざってたり
奈生子は色んな女性達が憑依?していたり
集中していないと、ん?という所もありますが
戯曲を読んでおくと、大体わかりました。
セットがほとんど無く、場面転換は戸板やふすまが
すすーっと出てきて表現しています。
歴史は苦手分野なので、難しいことはわかりませんが
この作品がただの歴史ドラマを描いただけなら
最後はただ空しいだけだったと思いますが
あの結末ならば、先に見えてきた光を思い描き
未来に向けての希望が見えたような気がしました。
役者さんたちはどの方も素晴らしく、声もとても良かったです。
白石さんが流石なのはもちろんですが
小日向さんもどこか可愛らしかったり
他の方々も、とてもカッコいいんですよね。
久しぶりのマイク無しの生の声・・・
旬くんの声は、とてもよく響いていました。
天狗党との行軍で一緒に歌を歌うのですが
朗々としていて・・・.+:。(´ω`*)゚.+:。
旬くんについては・・・
もう、カッコいい~とか、ステキ~とかという表現では
とても失礼ではないかと思うほど
ああ・・・またひとつ、上にあがったのねと
感慨深いものを感じました。
あちこちの書き込みや感想を見ましたが
旬くんの役がぱっとしないというのをどこかで見ました。
でも・・・
大一郎の役は、元々目立つような役ではなく
ストーリーテラー的な立ち居地だとも思いました。
自分を抑える演技というものも大事な事ですよね。
戦時中、兵隊になれずひたすら格納庫を掘る仕事をさせられ
それでもお国のために役立っていると信じていたのに
何の役にも立っていなかった。
暗やみの中・・・
時空間を彷徨いながらも自分の思い描くべきことを探し
それが何かと気付いていくわけですね。
そして、これがあなたの未来にある思い描くものよと
ポンっと手渡されたものは・・・
ふ~ん・・・なるほどなあと・・・
そうやって、魂は受け継がれ続いてゆくのだなあと
思いました。
なんか・・・
思いつくままに長々と、訳わからなく書いてしまいました。
お付き合い、ありがとうございました。
きっと、観る人それぞれが、それぞれの感じ方をして
それが正解だと思います。
さて・・・
千秋楽を見てきた旬友さんが、カテコの様子を教えてくださいました。
了解を頂いたので、掻い摘んで紹介させて頂きますね。
ありがとうございました。
もしかしたら、順番が入れ替わってるかもしれませんが
ご了承願います。
終了後、拍手は暗いうちから始まり
カテコ1回目
阿佐スパの3人が最初に出てきて、出演者が数回に分けて
小日向さん、白石さん、原田さん、旬くんが出てきて
全員でお辞儀をして、後ろの天狗を振り返り退場
カテコ2回目
全員揃った後、天狗がお面を外して顔を見せ
出演者みんなが笑顔で天狗に拍手
カテコ3回目
旬くんが天狗のお面をかぶっての登場
会場は大盛り上がり
黒子の方達も呼ばれ、出演者も拍手
カテコ4回目
全員出た後も旬くんと小日向さんが残り
背景を振り返って見上げ
小日向さんがいなくなり、取り残された旬くんが
一人になったのに気がついて慌てたそぶりをして
ニコニコ手を振りながら去っていく
という、流れだったそうです。
私が見たときは、カテコ2回でお辞儀だけで
とてもあっさりしたものでした。
せめて、笑顔だけでも見たかったです。
やはり、千秋楽は特別なんですね。
最後に・・・
今回、行き帰りからご一緒していただいた旬友さん
あまったチケットを引き受けてくださり
現地でお会いできた旬友さん達
メールで励ましてくれた方
私の体調をとても気遣って頂いて
安心して、観劇する事ができました。
心よりお礼を申し上げます。
とても楽しかったです。
ありがとうございました。
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この記事に対するコメント
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お疲れ様でした。
無事観劇終えられて、よかったですね。
ぎりぎりまで悩まれて大変でした。
だけど、ご主人、なんて優しい・・・
konkonさん、愛されてますね~
不思議な舞台でした。
あの脚本を書く長塚さんて、頭の中どうなっているんだろう?
なんか凄い!
脚本これから読みます。
何もない舞台の上で、台詞と想像力だけで、心が持っていかれました。
待ち焦がれたASPに出演できて、よかったですね。
やっぱり、彼は裾を翻す長いコートが良く似合ってました。
良かったですね!
観ることができて本当に良かったですね!
背中を押してくださったご主人の優しさにぐっときました。私の主人は「自分の体とおぐりしゅんとどっちが大切なんだ」と絶対に止めるでしょう(苦笑)
私も一回だけの観劇だったので話の流れに集中して大一郎は出演者の一人という感じでしか見られなかったので後一回は観たかったな~と残念です。でもこんなに直ぐにwowowで放映されるなんて嬉しい驚きです。楽しみですね!
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秘コメのhさんへ
ご心配お掛けしました。
今はそれなりに落ち着いています。
一応、戯曲を読んでいったのでそれなりに
理解は出来たのかなあと思ってはいましたが・・・
日が経つにつれ、感じ方が変わってきたりします。
なんか、今でも時々もやもやしてくるんですよね~(笑)
WOWOWでまた見たら、別な感想も出てくるかもしれませんね。
秘コメの「ば」さんへ
ご心配お掛けしましたが、なんとか観劇してこれました。
直前の急病は、ホントにへこみますね。
渋谷の人の多さにアワアワして、目が回りました。(笑)
とりあえず感想は書いてみたものの・・・
うまく言葉で表現できてなくて
いまだにモヤモヤしたものが、くすぶっています。
WOWOWの放送が楽しみです。
しゅわっちさんへ
体調を整えている時の急病なので
なかなか治りが遅くて、焦りました~
旦那の言葉で決断できたので、感謝しなくちゃです。
昨日、録画しておいた長塚さんの作品で
「音のいない世界で」というのを見たのですが・・・
もっと不思議な世界観でした。
90分位の短い話でしたが、心にじ~んと染み渡るような・・・
松たか子さんの歌が良かったです。
阿佐スパはちょっと難しい作品が多いようですが
観客が自由に感じたまま受け取ればいいのかなと
思いました。
春さんへ
ウチの旦那さんの言葉がなければ
確かに行く事はできなかったですね。
見に行けて、ホントに良かったです。
一度だけの観劇だと、どうしても話を追いかけるので
精一杯って感じですよね。
大一郎の役にしても、話の中心人物ではないですもんね。
WOWOWの放送が、待ち遠しいですね~
秘コメのkさんへ
カテコの様子、ありがとうございました。
私が見たときは、それほど笑顔ではありませんでした。
うつむいて唇の横が、ふわっと和らいだ程度でした。
古ちんさんが来ていたらしいので
わざと笑わなかったのかな?
歴史的背景と相関図で大体把握できる内容なのでしょうね。
時間があっちこっち変わるので、理解するのに忙しかったです。(笑)
ただ・・・
ちょっと疑問に思うこともあるので
早くWOWOWの放送が見たいです。
konkonさん
お早うございます。
6月…今日から衣替えですねぇ。
気持ちいい青空になりました…
大阪の天気は!
気になります…観劇日和に
なると良いのですが~
明日は本当の最後!
大千秋楽ですねぇ~。
何事も無くここまで
走って来た…………
チームあかいくらやみ
あと3公演このままぁ
走り切って欲しいです。
「あかいくらやみ~天狗党幻譚~」
楽日観劇のさいに
チラシをゲットしてきました。
チラシの概要です
あかいくらやみ~天狗党幻譚~
WOWOWで早くも
7月放送決定!
2013/7/6(土)
19:00
WOWOWプラス
ぜひこの機会にWOWOW
ご加入で『あかいくらやみ』
をお楽しみ下さい。
※お電話際、
「あかいくらやみのチラシを見た」
とお伝え下さい。
加入お問い合わせはこちら
WOWOWカスタマーセンター
9:00~21:00年中無休
・0120-808-422
この放送を見て旬くんのファンが増えると嬉しいのですが~(^^)
私の個人的に感じた事ですが
旬くんは…大一郎のような役が
好きなんだと思いました。
飛び切り目立つ役では
ないと思いますが…
存在感は凄く~~~
大きかったと感じました。
「あかいくらやみ」は
誰か1人が目立っては…物語りが霞んでしまうのかな~~~と私は感じました。
やはり長塚圭史さんは
凄い人だと改めて思いました。
あの空間に居れた事は…素敵な想いでになりそうです。*^ー^ノ♪
No title
こんにちは。
観劇前のご病気、大変でしたね。
それこそ何があるかわからないし、体調が一番肝心、ご家族も含めて…。
そんななかお茶目で優しいご主人さん、素敵です。
羨ましい限りです。
私もやっと観てきました。
昨日のマチネ
結局、原作も戯曲も読み切れず不安の観劇でした。
最初はやはり難しく感じましたが
いつのまにかのみ込まれ…。(上手く言えませんが)
少し分からない部分等は、WOWOWの放送で確認したいと思っています。
でも、せめてもう一度観たかったですね。
1回きりの観劇では心残りです。
終演後、とてもとても嬉しい事が起こりました。
なんと休憩に(食事?)行く旬くんに遭遇
今まで舞台に立っていた姿とは思えない、普通に目の前をスタスタと通り過ぎて行きました。
もう呆然としたまま、頭は真っ白!!
こんな嬉しく貴重な偶然は、この先無いと思っています。
カタツムリさんへ
とうとう大千秋楽を迎えましたね。
大阪は公演数が少ないこともあり
特に盛り上がっているのかもしれませんね。
カタツムリさんが仰るように、私も誰か1人が目立ってては
物語のバランスが崩れてしまうような気がします。
観る人の受け取り方によって、色々変わる作品なのでしょうね。
WOWOW情報、詳しく教えて頂いてありがとうございました。
babahiro さんへ
ご心配頂きましてありがとうございます。
観劇1週間前で、とても焦りました。
完治というわけではなかったのですが
強行突破してまいりました。(笑)
遠くの地域での観劇なので、なかなか続けて見ることは
難しいですからね~
WOWOW放送があるだけで、とても良かったと思います。
終演後のサプライズ・・・
良かったですね~(@^▽^@)
私も素の旬くん、見てみたかったです。
良い思い出になりましたね。
大切に胸の奥にしまっておいて下さいね。